j今年は近海の水温が高く大きな台風の出来やすい状況にありますとの予報に皆さん緊張なさっていらした事と思います。こちらも少し早めに農園やベランダ畑の台風対策をしていましたが東海地方の被害は少ないようでした。ただ感心しましたのがベランダ畑のお客様？気に入って時々来て下さいます「揚羽蝶」が柑橘類の新芽に産卵します。この枝で幼虫となって暫くしますと離れた処で「さなぎ」になって成虫の「揚羽蝶」になって行くのですが　台風の影響を受けますと南風が強いはずですから本来ですと南を避けて時を待つとおもいますがこの度は堂々と南に背を向けて止まっていましたから天気予報の情報より「揚羽蝶のさなぎ」の状況を優先して少し簡単な対策としました。その判断は見事でした。台風の影響は少なく過ぎました。毎年のことですがあんなに小さな体でしかも寿命も短い為に経験も無い天気を予報してしまう才能に「お見事！」と拍手を送りたくなります。数年前には南を避けて西側の倉庫の雨の当たらない場所にさなぎの姿で居ました時は対策を強化しました。其の時の台風の影響は強風と豪雨で近隣の被害もかなりあったと思います。森羅万象と言われていますがこの小さなベランダ畑の小さなさなぎの「大きな力」に「生命力」と言う素晴らしい力を改めて気付かされました。それでも紅葉を迎えていました柿の葉は多少の風に吹かれましたのと運ばれてきます海水？のせいなのか紅葉半ばでかなり落ちてしまいましたが秋の名残りは楽しめます。昨年仲間入りしました「ほうずき」も最期の白い花に実をつけて赤くみのって参りました。ハーブとして使用するため花芽が付く前に採取しましたラベンダーセージも残した枝に紫色の美しい花をつけ彩りの少なくなったベランダ畑のジエンヌです。もう24・5年前に頂いた「自然薯」の蔓に近い部分を植え付けていましたら毎年芽を出し蔓に「むかご」をつけます。それを皆で「むかご」取りとして楽し見ます。11月半ばに蔓枯れてきましたら今度は根っ子の「自然薯」掘りとして楽しみます。植物とお付き合いしていますと「あっと」いう間に一年が過ぎてしまいますが其の分有意義な日々と豊かさをも覚えますし収穫も楽しめます。