3月17日　カフェの「木曜ランチ」に春の山菜「田芹の白和え」を提案致しました。「田芹」と申しましても今は我が家の「ベランダ庭先」のプランター畑の栽培によるものです。かれこれ30数年前知り合いの田んぼで採取したあと根っ子をプランターに植え込みをしていたのです。毎年1月の七草粥に摘んで入れたり春先の白和えに使ってみたりしています。摘みたてですから春の香りもしっかりして新鮮です。まだ肌寒さの残る3月の初め頃大正14年生まれの母が「何が起こり得るかわからないから食べる事の出来うる山菜と調理を覚えていると便利だから」と誘って教えて頂いた物の一種に田んぼの芹摘みがありました。芹二種有ります。「田芹と川芹」です。我が家のは「田芹」です。因みに秋田の「きりたんぽ鍋」は「川芹」でした。母の教えですと「田芹」は開いて生えていて香りが強いのでお豆腐の白和えやほうれん草等他のお野菜との和え物のお浸しも相性が良い山菜で「川芹」は水の中に生えているため20〜30センチは育成され水耕栽培同様柔らかいので「鍋料理」に使うと便利よ！とお教えてくれました。草木やよもぎなど季節の摘み草の香りを感じながら共に懐かしい春のひと味を楽しみました。(川芹にはもう一種有ります。通称クレソンと呼ばれている物です。春先　里山で綺麗な水流の沢に丸い株状に成育しているのを見ます。サラダやさっと炒めてパスタの添え物等に使います。)