3日の夜は毎年お雛祭りにちらし寿司を作り皆で会食をします。酢飯に小さな牛蒡のささがきや人参を細かく微塵切りにしたものとおじゃこを混ぜ合わせてシャリを作ります。其処に揉み海苔を敷き詰めて其の上にはスライス椎茸の煮物も散らし上からピンクのデンプも散らします。先に酢漬けとしてご用意しておりました孫蓮根のスライスを一枚ずつ丁寧に敷き詰めます。又上に青シソの微塵切りを手で拡げ其の上には錦糸玉子をのせて、食べる直前にお好みのお刺身をちらし、お寿司の完成です。今日は火事避けのおまじないの事もあり鮑も、ご用意しました。十一種の季節食材を使ってのちらし寿司と成りました。小さな頃の代々続くお味、今年もご用意出来ました。玄関の室礼(華)は桃のお花に因みピンクの百合　「オリエンタルリリー」を活けて見ました。桃の節句らしく玄関先もパッと華やかになりました。